NPO法人に関する所轄庁への報告と登記

 NPO法人は、設立から解散に至るまで、所轄庁への各種報告が義務付けられています。
 これを怠ると、認可取消し処分を受けることもありますので、履行されているかと思います。
 また、NPO法人は、法人ですので、登記も必要です。
 設立時には登記が完了しないとNPO法人が成立しませんので、登記をし忘れる、といったことは起こり得ませんが、任期満了に伴う役員の改選については、所轄庁への事業報告時に、登記完了届の提出が求められませんので、所轄庁への報告だけして登記をしないNPO法人も見られます。
 この登記を怠った場合、当該NPO法人の理事又は監事は20万円以下の過料に処せられることがありますので注意が必要です。