海外にいる外国人が初めて日本で働く場合の注意点

 海外にいる外国人が日本で働く場合、まず最初に在留資格認定証明書の交付申請を行います。
 この在留資格認定証明書は、当該外国人にとっては初めての申請でよく分からないという方がほとんどだと思います。
 また、申請書は就職先の会社が手配してくれることが多いことから、指示されたとおり書類を提出して申請書にサインしただけ、という方も多いと思います。
 気をつけないといけないことは、この在留資格認定証明書の申請者は、当該外国人本人であるということです。
 もし、申請書の記載内容に間違いがあった場合は、申請人である外国人が虚偽申請したことになってしまいます。
 したがって、在留資格認定証明書の申請にあたって、提出した資料と申請書の記載内容が合っているかを、しっかりと確認する必要があります。
 これを怠ると、後々不都合が起こる可能性がありますので注意が必要です。

投稿者プロフィール

山本晃
山本晃
Akira Yamamoto

特定行政書士(申請取次行政書士)
行政書士登録番号 第21100489号
千葉県行政書士会所属
宅地建物取引士