日本に帰化したら、母国の国籍を放棄する必要があります。

 日本に住む外国人が、帰化する場合、母国の国籍を放棄する必要があります。
 これは、日本が二重国籍を認めていないためです。

 そのため、帰化が認められた外国人は、日本の国籍の選択を宣言する必要があります。
 具体的には、住んでいる市区町村役場に、日本の国籍を選択し,外国の国籍を放棄する旨の「国籍選択届」を提出することにより行います。
 ここで注意しなければならないのは、この「国籍選択届」を提出したからといって、当然に母国の国籍を喪失するわけではない、ということです。
 母国の国籍を喪失するかどうかは、日本にある母国の大使館等に確認する必要があります。
 その上で、母国の国籍を喪失しない場合には、喪失手続きを行う必要があります。

 帰化をお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。

投稿者プロフィール

山本晃
山本晃
Akira Yamamoto

特定行政書士(申請取次行政書士)
行政書士登録番号 第21100489号
千葉県行政書士会所属
宅地建物取引士